☆
「来るの遅かったじゃないか。何してたんだよ」
勝手知ったる様子で居間に入ってきた河村に、双瀬は抗議した。
時計はとっくに夜の10時を回っている。
スーツ姿のままだから事務所には寄らず直行してきたのは分かるが、それでも途中、電話の1本くらい入れるのが当然ではないのか。
怪我をしている裕一郎を放ったまま、どこにいるとも告げず今頃現れるとは、あんまりではないか…。
「悪い。ちょっと調べごとをしていたら、すっかり遅くなってしまった。…で、裕の様子はどうだ?」
「お前、調べものと裕一郎…どっちが大事なんだよ」
河村の答えが気に入らなくて、彼はムッとした。
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「来るの遅かったじゃないか。何してたんだよ」
勝手知ったる様子で居間に入ってきた河村に、双瀬は抗議した。
時計はとっくに夜の10時を回っている。
スーツ姿のままだから事務所には寄らず直行してきたのは分かるが、それでも途中、電話の1本くらい入れるのが当然ではないのか。
怪我をしている裕一郎を放ったまま、どこにいるとも告げず今頃現れるとは、あんまりではないか…。
「悪い。ちょっと調べごとをしていたら、すっかり遅くなってしまった。…で、裕の様子はどうだ?」
「お前、調べものと裕一郎…どっちが大事なんだよ」
河村の答えが気に入らなくて、彼はムッとした。
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