すると、部屋のあちこちにそれは散らばるようにたくさん落ちていることに気づいた。 (何だ…これは) 同じような長さのものが、あちこちでキラキラと光を放っている。 事務所に帰ってきた時には、こんなものは見当たらなかった。 いや、これだけの数があれば気付かないはずはない。 それくらい目立つものなのだ。 すっかり酔いも冷め、どれか1つでも拾い上げようとするが、全て寸での所で消えてなくなってしまう。 今までに見たことのない現象に、河村は言いようのない不安を覚えたのだった。 .