☆
2本目の缶ビールを空けた河村は、トイレに行こうとソファーから立ちあがった。
大して飲んだ訳でもないのに、少し足元がふらつく。
(あいつが余計な事をいうからだ)
河村はずっとイライラとした気持ちを抱えたまま、怒りの矛先をお節介な双瀬に向けた。
ガツッ。
「痛っ!!」
脛を思い切りテーブルの角にぶつけて、床にうずくまる。
…と、そこに奇妙なものを見つけた。
キラリと光沢のある、細い糸…のようなもの。
長さは10センチ程度。
それが1本、赤い絨毯の上に落ちている。
拾いあげようとすると、フワリと消えた。
「?」
一瞬、酔っていて錯覚かと思った。
しかし、なんとなく気になって部屋の中を見回してみる。
.
2本目の缶ビールを空けた河村は、トイレに行こうとソファーから立ちあがった。
大して飲んだ訳でもないのに、少し足元がふらつく。
(あいつが余計な事をいうからだ)
河村はずっとイライラとした気持ちを抱えたまま、怒りの矛先をお節介な双瀬に向けた。
ガツッ。
「痛っ!!」
脛を思い切りテーブルの角にぶつけて、床にうずくまる。
…と、そこに奇妙なものを見つけた。
キラリと光沢のある、細い糸…のようなもの。
長さは10センチ程度。
それが1本、赤い絨毯の上に落ちている。
拾いあげようとすると、フワリと消えた。
「?」
一瞬、酔っていて錯覚かと思った。
しかし、なんとなく気になって部屋の中を見回してみる。
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