「お前、こんな所で何やってるんだ?」
ウィンドウが下りて、運転席から河村が顔を覗かせる。
「あ…いや、帰りが遅いんでちょっと心配になってな」
双瀬は照れを隠すように、鼻の頭を指でポリポリと掻く。
しかし相手は訝しげに眉を顰めると、
「心配…?…はぁ…お前に心配されるようじゃ、俺もまだまだだな」
大げさなタメ息をついたのである。
さすがの双瀬もその反応にカチンときた。
「何だよ、おれが半人前みたいに聞こえるぞ!?」
「違うのか?祓えない坊主のくせに」
「うっ…」
痛い所を突かれたと、双瀬は一瞬言葉を詰まらせる。
「大体、俺は心配されるような、そんなヘマはしない」
「なっ…お前のその自信はどっからくるんだよっ」
可愛くねぇと、彼は言葉を吐き捨てた。
「最初から持ち合わせてるからな、今さらどこからも来やしないんだよ」
「あぁ、もう!!すげー、ムカつく」
「それはこっちのセリフだ」
「んだとっ!!」
「あー、もう…2人ともケンカしない」
言い合う2人の間に挟まれ助手席で話を聞いていた裕一郎は、見るに見かねて仲裁に入る。
「いい年したオッサンが公道で口喧嘩なんて、みっともないよ…」
「オッサン言うなっ」
「オッサンじゃねぇ」
禁句ワードに敏感に反応した2人は、仲良く声を揃えて言い返した。
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ウィンドウが下りて、運転席から河村が顔を覗かせる。
「あ…いや、帰りが遅いんでちょっと心配になってな」
双瀬は照れを隠すように、鼻の頭を指でポリポリと掻く。
しかし相手は訝しげに眉を顰めると、
「心配…?…はぁ…お前に心配されるようじゃ、俺もまだまだだな」
大げさなタメ息をついたのである。
さすがの双瀬もその反応にカチンときた。
「何だよ、おれが半人前みたいに聞こえるぞ!?」
「違うのか?祓えない坊主のくせに」
「うっ…」
痛い所を突かれたと、双瀬は一瞬言葉を詰まらせる。
「大体、俺は心配されるような、そんなヘマはしない」
「なっ…お前のその自信はどっからくるんだよっ」
可愛くねぇと、彼は言葉を吐き捨てた。
「最初から持ち合わせてるからな、今さらどこからも来やしないんだよ」
「あぁ、もう!!すげー、ムカつく」
「それはこっちのセリフだ」
「んだとっ!!」
「あー、もう…2人ともケンカしない」
言い合う2人の間に挟まれ助手席で話を聞いていた裕一郎は、見るに見かねて仲裁に入る。
「いい年したオッサンが公道で口喧嘩なんて、みっともないよ…」
「オッサン言うなっ」
「オッサンじゃねぇ」
禁句ワードに敏感に反応した2人は、仲良く声を揃えて言い返した。
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