ここの霊道は正しく示されているのだから、霊たちは半ば強制的それに従って流れていくはずなのだ。
本来ならば…。
「何かに引き寄せられて、いるのか…」
河村は訝しげな顔をする。
…と、裕一郎の右手に目がいった。
(…そうか、しまった!!)
うっかり《それ》の存在を見落としている事に気づくと、
「右手を隠せ」
「えっ?」
「いいから右手を隠せって言ってんだっ!!」
河村にいきなり怒鳴られて、裕一郎は戸惑いの表情を浮かべた。
「隠せって言われても…どうやって?」
「これ握りしめて、絶対に手を開くなっ」
河村は懐から守りの符呪を出すと、彼に渡す。
裕一郎は訳がわからないまま、彼の言葉に従った。
.
本来ならば…。
「何かに引き寄せられて、いるのか…」
河村は訝しげな顔をする。
…と、裕一郎の右手に目がいった。
(…そうか、しまった!!)
うっかり《それ》の存在を見落としている事に気づくと、
「右手を隠せ」
「えっ?」
「いいから右手を隠せって言ってんだっ!!」
河村にいきなり怒鳴られて、裕一郎は戸惑いの表情を浮かべた。
「隠せって言われても…どうやって?」
「これ握りしめて、絶対に手を開くなっ」
河村は懐から守りの符呪を出すと、彼に渡す。
裕一郎は訳がわからないまま、彼の言葉に従った。
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