暗い暗い闇の中から、薄ぼんやりとした影のようなものがゆっくりと、吐き出されるように出てくる。 それは死者の魂━━━。 霊は列を作るかのように、決まった道筋を南西の方角へと歩いて行く。 「どこに続いてるんだろ」 疑問が口をついて出た。 「おそらくこの方向だと、次にお前が言ってた公園だろうな………ん!?」 突然、列がみだれ始める。 「何か様子が変…うわっ、久司、こっちに来る!!」 急にいくつかの霊が、フワリフワリと2人のいる方へと向かってきた。 .