俺らが向かった先は学校。






和「お前ら・・・何処行ってたんだ。あぁ”ん?」






In理事長室








嶽「す・・すみません。」






直「ごめんなさい・・・」






咲「・・謝ってすまねぇんなら卒業式中断しねぇよ!」






そう、今日は和義さんが理事長をしている赤石学校の卒業式。








俺らはその先生である。






だって、俺らが別に卒業しねぇのに、卒業式に来る意味じゃね!?







和「おや?誰かが、反省していない様子だけど?」







ニッコリと笑った顔はまさに鬼。








大「だ・・だってよぉ~、別に俺ら卒業生じゃねぇのに、それに講師なのに此処に来る意味を逆に教えて欲しいぜ」








俺の言った一言が、何かの糸を切った。






ブチっ







嶽「だ・・大輝さんっ・・」






直「大輝のバカっ」






大「・・へ?」