「お願い!一生のお願い!」
補習の放課後。
すみれ荘へ帰ろうとした私を、
仲のいいクラスメイトの有紀が呼び止めた。
「だから……嫌だってば…」
「ほんっとにかっこいいの!お願い!」
有紀は筋金入りの歴女だ。
それで、駅前に"幕末喫茶"という歴史上の人物達のコスプレ?をした男性が接客している、喫茶店があるらしい。
どうもそこに、イケメン達が勢ぞろいしているらしく、どうしても行きたいらしいのだ。
「1人で行けばいいでしょ〜」
歴史に興味がない私が行っても、逆に申し訳ないし…。
私は有紀に掴まれた腕を振り解くように言う。
「1人で行くには勇気いるじゃん!」
「そんなの知らないよ…」
「パフェ奢るから!ね!お願い!」
「パフェ…?」
私の眉がぴくりと動く。
パフェは私の大好物。
うぅ……食べたい……。
「生クリーム3倍!!!」
「行きます」
私は有紀の取引に即答した。
これは行かなければ。
その答えに有紀は満足そうに笑うと、私を引きずるように、その噂の幕末喫茶に向かった。
私はこの時、まさかあんなことになるなんて思いもしなかった。
補習の放課後。
すみれ荘へ帰ろうとした私を、
仲のいいクラスメイトの有紀が呼び止めた。
「だから……嫌だってば…」
「ほんっとにかっこいいの!お願い!」
有紀は筋金入りの歴女だ。
それで、駅前に"幕末喫茶"という歴史上の人物達のコスプレ?をした男性が接客している、喫茶店があるらしい。
どうもそこに、イケメン達が勢ぞろいしているらしく、どうしても行きたいらしいのだ。
「1人で行けばいいでしょ〜」
歴史に興味がない私が行っても、逆に申し訳ないし…。
私は有紀に掴まれた腕を振り解くように言う。
「1人で行くには勇気いるじゃん!」
「そんなの知らないよ…」
「パフェ奢るから!ね!お願い!」
「パフェ…?」
私の眉がぴくりと動く。
パフェは私の大好物。
うぅ……食べたい……。
「生クリーム3倍!!!」
「行きます」
私は有紀の取引に即答した。
これは行かなければ。
その答えに有紀は満足そうに笑うと、私を引きずるように、その噂の幕末喫茶に向かった。
私はこの時、まさかあんなことになるなんて思いもしなかった。


