とうとうコンクール本番がやってきた。
すみれ荘のみんなで南條君の応援に行くことになり、
寮は朝からひどくばたついていた。
今のところ、すべてが順調に進んでいる。
このまま、南條君の納得できる結果でコンクールが終わって欲しい。
私は心の中で願う。
頑張った甲斐もあり、
開演20分前には会場に入ることができた。
「うう…緊張してきた……」
「なんで先輩が緊張するんですか…」
そう言った高城君も少し緊張気味だった。
私は席に着くと、胸に手を当てた。
まるで自分の事のように緊張してしまう。
大丈夫。南條君なら、絶対。
すみれ荘のみんなで南條君の応援に行くことになり、
寮は朝からひどくばたついていた。
今のところ、すべてが順調に進んでいる。
このまま、南條君の納得できる結果でコンクールが終わって欲しい。
私は心の中で願う。
頑張った甲斐もあり、
開演20分前には会場に入ることができた。
「うう…緊張してきた……」
「なんで先輩が緊張するんですか…」
そう言った高城君も少し緊張気味だった。
私は席に着くと、胸に手を当てた。
まるで自分の事のように緊張してしまう。
大丈夫。南條君なら、絶対。


