演奏がだんだんと止むのと同時に、
私はその場に倒れ込んでしまった。
「すみれちゃん!?」
「すみれ!?」
みんなが走ってきて、私の体を支えてくれた。
私は途切れ途切れの息で、
顔をあげた。
観客も舞台に近づいてくる。
その中の一人が、舞台に上がってきた。
悠希……?
そんな淡い期待は、すぐに裏切られた。
それは全く別の人物だった。
「保健室…行こう…」
「……一ノ瀬…せんぱ…」
先輩は私の前まで来ると、
私の背中と膝に手を回した。
ふわりと落ち着く香りが私を包む。
落ち着くんだ…この香り……。
私こそ、悠希じゃなかったのかな…。
私は一ノ瀬先輩にお姫様だっこされたところで、記憶が途絶えた。
私はその場に倒れ込んでしまった。
「すみれちゃん!?」
「すみれ!?」
みんなが走ってきて、私の体を支えてくれた。
私は途切れ途切れの息で、
顔をあげた。
観客も舞台に近づいてくる。
その中の一人が、舞台に上がってきた。
悠希……?
そんな淡い期待は、すぐに裏切られた。
それは全く別の人物だった。
「保健室…行こう…」
「……一ノ瀬…せんぱ…」
先輩は私の前まで来ると、
私の背中と膝に手を回した。
ふわりと落ち着く香りが私を包む。
落ち着くんだ…この香り……。
私こそ、悠希じゃなかったのかな…。
私は一ノ瀬先輩にお姫様だっこされたところで、記憶が途絶えた。


