ルームシェア~7人の王子様~



「ちゃんと…佐伯と話して欲しい」


蓮は、俺の部屋に入るなりそう言った。

もちろん、なんの話かは検討がついていた。


「お前には関係ねぇよ」


「関係ないかもしれないけど、千尋も…言ってた。人の好きな人を奪ったんだから、最後まで幸せにしろって…」


はっきり言って、蓮の口からそんな言葉が出るなんて、驚いた。


「…すみれ、なんか言ってた?」


それが気がかりで問う。


「まぁ…。見損なった、とか。最低、とか。もう、誰とも付き合いたくない、とか…」


こいつ…本当にストレートだ…。

見損なった…ねぇ……。


「はぁ…最悪だ。もう無理だ…」


蓮の前だというのに、テンションがガタ落ちする。

本当に自業自得なんだけど、
どうにかならないのか…。