その後も、何度か、この前の女の子と悠希が一緒にいるところを目撃してしまった。
女の子が一方的に言い寄ってる感じだったけれど、
私としては、複雑で…。
悠希を独り占めしたいなんて、
いつから私はこんなに貪欲になってしまったんだろう。
「はぁ…」
放課後、学校近くの公園で缶ジュースを飲みながら項垂れる。
付き合うって、こういうことなのかな…?
なんか、難しいなぁ…。
付き合う前の方が幸せって思ってしまうこともある。
でも、信じてるから。
運命って言葉も、悠希も。
そんなことに思いを馳せていると、
不意に背中に声がかかった。


