翌朝、自然と目が覚めると、
先に起きたらしい悠希がTシャツに着替えていた。
悠希の筋肉質な背中をボーッと見つめる。
私、すごい幸せだなぁ…。
すると、私の視線に気づいたのか、悠希がこっちを向いた。
「おはよう、すみれ」
「ん…おはよ…」
起き上がると身体が少しダルい。
「大丈夫?昨日、やばかったもんね〜」
悠希がニヤニヤして言う。
「昨日…?」
私は昨日の夜中頃の出来事を思い出して、途端に恥ずかしくなる。
「うぅ…悠希のばかぁ…」
「ふふっ、あんなに鳴いてたくせ ─── 」
「うっ、うるさい!」
私はニヤニヤしたままの悠希に枕を投げる。
うぅ…すっごいからかってる…!!
「可愛いなぁ……。まぁ、とりあえず服着たら?」
平然と悠希に言われて、下を向くと、
肌色、
肌色。
私は小さく悲鳴を上げると、
そのまま布団に潜り込んだ。


