はぁ……。


私は朝食を摂り終えた後、
1人で部屋に篭っていた。


告白された経験なんてないし、
高城君にどう顔を合わしたらいいんだろう。


それに、なぜかすみれ荘のみんなの空気も、すごく重く感じた。


あぁ…どうしたらいいんだろう。


鈴屋君の言葉を思い出す。


"ここの先輩達…千尋君も、俺も含めですけど、みんな、男なんで"


その意味が、よく分った気がする。


私……何してんだろ…。

折りたたんだ膝に頭を預ける。

なんか、気まずい…。
らしくない…。


そう思っても、
頭から離れない…。