「洗い物ですか?あたしやります!」
「掃除機ですか?やります!」
「洗濯物手伝います!」
……華恋ちゃんはとんでもなく働き者だった。
華恋ちゃんが来てから3日が経ち、
私がやろうとしたこと全てに反応して手伝ってくれる。
本当によくできた子だ…。
うぅ…おばさん、涙が……。
「華恋ちゃん、本当に助かる…」
私は洗濯物をとりこみながら言う。
洗濯物のとりこみは、ここに住み始めた時から私がやるようにしている。
……下着を見られたくないから。
「住まわせてもらってるので、当然です!」
華恋ちゃんは屈託のない笑顔でそう言って慣れた手つきで洗濯物を畳んでいく。
片親だって言ってたから、先輩が寮に住むようになって、1人でなんでもやっていたのかな…。
そう思うと涙が出てきそうになった。


