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私はそのあと、おばさんに今はまだお母さんには会えないと電話で伝えた。
それで気持ちも少し落ち着いたけれど、昔の記憶を夢に見るようになってしまったのはなかなか直らなくて。
たまに夢に見てしまって、倉庫で寝る日々が続いた。
──でも。
それでも、夏祭りに行ったり。
楽しく過ごして。
────夏休みも、残り一週間をきっていた。
みんなが暑い倉庫の中で課題を頑張っている。
みんなの怪我は、どこでつくってくるのか増えていて。
でも、いつもと変わらず馬鹿みたいに明るく騒いでる。
そんな中課題の終わってる私はアイスを手に持って、ぼーっとそんな様子を眺めていた。