ガラララッ



「……あれ」



い、ない…?


けど確かにこの部屋から妖力の重苦しい感じがする…けど、さっきより薄い。



もしかして…隠してるってこと?


妖力を隠すにもまた妖力が必要で、かなり強い奴しか妖力は隠せないのに…



どうしよう、思ってたより厄介な妖だったら……⁉︎




今まで何匹もの妖と戦ってきたけど…




こんなに強い妖力を感じたのは、早々いなかった……!






_ヒュンッ!



「へ?」



ヒュン!と私の顔横スレスレに何かが通った。


すぐ左を見ると…そこには鋭い刀…日本刀⁉︎





「え、急!」