「おい!お前…猫又か⁉︎」
振り返らずも分かる、
律希だ。
「………ここで終わりか…もっと話したかったわ。
また機会があったらな…
人間よ」
そう言って彼女は美しく、可憐に笑った。
そして、窓の外へと飛んで…消えてしまった。
「…行っちゃった……」
名前も聞けなかった。
…ま、旅好きの猫又らしいかもな。
「おい!大丈夫かよ⁉︎」
「わっ!」
肩を後ろからぐいっ!と引っ張られ、バランスを崩しかける。
そのまま、後ろにいた律希にもたれかかる形になってしまった。
「ごめん!」
すぐ離れたけど…怒ってるかな。
ちらっと律希の表情を伺うと…
「………………ほ、本当に…なんかわかんないけど…ごめん!」
般若のような恐ろしい顔つきになっていました。
な、なんで⁉︎なんでこんなに怒ってんの⁉︎
どうしようわかんない!
「…お前…!」
「はいすいませんでした二度としません!理由知らないけどおおぉぉ!」
「…分かってるならいいか。
1人で妖に立ち向かうなよ、馬鹿」
………へ?
「強い妖力の気配が2つも学園内の同じ位置に感じ取れた。
お前、疲れてんのにまた物の怪の相手をしたのかと…」
「ち、違う!確かに私から突っ込んでったけど、
彼女は気の優しい猫又で…!」
律希は、はぁ、とため息を吐くと、続いて「分かってる、」と言った。
「……心配しただけだ、少し」
……ん?
心配…?律希が…?私を……?
「う、そ……」
「なんだよ、悪いかよ」
いや、全然悪くない。
むしろ…
「ちょっと嬉しいかも……」
振り返らずも分かる、
律希だ。
「………ここで終わりか…もっと話したかったわ。
また機会があったらな…
人間よ」
そう言って彼女は美しく、可憐に笑った。
そして、窓の外へと飛んで…消えてしまった。
「…行っちゃった……」
名前も聞けなかった。
…ま、旅好きの猫又らしいかもな。
「おい!大丈夫かよ⁉︎」
「わっ!」
肩を後ろからぐいっ!と引っ張られ、バランスを崩しかける。
そのまま、後ろにいた律希にもたれかかる形になってしまった。
「ごめん!」
すぐ離れたけど…怒ってるかな。
ちらっと律希の表情を伺うと…
「………………ほ、本当に…なんかわかんないけど…ごめん!」
般若のような恐ろしい顔つきになっていました。
な、なんで⁉︎なんでこんなに怒ってんの⁉︎
どうしようわかんない!
「…お前…!」
「はいすいませんでした二度としません!理由知らないけどおおぉぉ!」
「…分かってるならいいか。
1人で妖に立ち向かうなよ、馬鹿」
………へ?
「強い妖力の気配が2つも学園内の同じ位置に感じ取れた。
お前、疲れてんのにまた物の怪の相手をしたのかと…」
「ち、違う!確かに私から突っ込んでったけど、
彼女は気の優しい猫又で…!」
律希は、はぁ、とため息を吐くと、続いて「分かってる、」と言った。
「……心配しただけだ、少し」
……ん?
心配…?律希が…?私を……?
「う、そ……」
「なんだよ、悪いかよ」
いや、全然悪くない。
むしろ…
「ちょっと嬉しいかも……」

