また、明日。





パッとランプが消えたのは、母さんが来て2時間後のことだった。




開かれたドアから出てきたのは、




「優羽っ!!」




目を閉じて静かに呼吸をする優羽の姿だった。




「良かった…」





心の底からそう思った。