僕、葉山泰輝は近所の高校に通う2年生。 父は2年前のある事故でなくなってしまったけど、母と2人で仲良く暮らしている。 そんな僕には、家族になりたいと強くそう思える人がいた。 城川優羽。 僕の彼女…だった人。 彼女は、2年前に起きた事故から病院生活を送っている。 ベットの上から抜け出せない日々 それがどんなに辛いことがわからない僕は、ただただ毎日彼女に逢いに行った。 「調子はどう?優羽…」 そんな挨拶と共に。