「で、どうだった、仕事の方は?」
「うん。ちょっと手こずったけど、何とかね。明日、一応久司が確認に行ってよ。家相の問題もありそうだから、符呪の用意しといた方がいいかもね」
「そうか、分かった。じゃあ明日、朝一番に行ってくる……さて、こっちの仕事も一段落したし、今日はもう事務所を閉めるとするか。所で裕、夕飯はどうする…久しぶり何か旨いもんでも食いに行くか?」
「ううん。もう外に出たくないから、何か作ってよ」
寒いのは嫌だと、少年は笑った。
「よし。じゃあ野菜あるし、鍋でもするか!!」
「いいね。表のプレート『Close』にしてくるよ」
玄関に向かう裕一郎の後ろ姿を見た河村は、今日の出来事は言わないでおこうと心にしまい込む。
津久見尚人は必ずココを訪れる事になるだろう…裕一郎の力を必要として。
その時に驚く彼の顔を見るのも悪くない、そう思ったのだった。
― 完 ―
.
「うん。ちょっと手こずったけど、何とかね。明日、一応久司が確認に行ってよ。家相の問題もありそうだから、符呪の用意しといた方がいいかもね」
「そうか、分かった。じゃあ明日、朝一番に行ってくる……さて、こっちの仕事も一段落したし、今日はもう事務所を閉めるとするか。所で裕、夕飯はどうする…久しぶり何か旨いもんでも食いに行くか?」
「ううん。もう外に出たくないから、何か作ってよ」
寒いのは嫌だと、少年は笑った。
「よし。じゃあ野菜あるし、鍋でもするか!!」
「いいね。表のプレート『Close』にしてくるよ」
玄関に向かう裕一郎の後ろ姿を見た河村は、今日の出来事は言わないでおこうと心にしまい込む。
津久見尚人は必ずココを訪れる事になるだろう…裕一郎の力を必要として。
その時に驚く彼の顔を見るのも悪くない、そう思ったのだった。
― 完 ―
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