一夜の過ち・・・からの恋



席に座ってもみんなが
「顔が赤い」だとか
「新川さんに惚れた?」だとか
ウザいウザい・・・。


ドキッとしたのは事実だけど
惚れてはない。


「もーーー話題を変えてください」


「そうだな・・・壁ドンの事もわかったし
あっ・・・他の人に言うなよ
わしが知らなかったことを・・・」


「いいませーん」


みんなお酒のせいなのか
陽気な返事をした。


それから
やっと社長も別のテーブルへ行き
他の話題に変わり
時間も来たのでお開きとなった。


「二次会行く人~!」
「はーい」


二次会なんて・・・
ヤツが居ないならいいけど
きっと参加だよね・・・
また何を言われるか
わかんないし居心地悪いから
あたしはパスしよう。


「あたしはパスで」
「えっ?来ないの?」
「うん・・・疲れちゃったからね」


あやとの会話をヤツが聞いていて
あたしの隣に座ったかと思うと
小声で『みんなにバラすかも・・・
酔っぱらってきたのは小林だって』
と耳打ちをしてきたのだ。