「梨沙・・・好きだ
愛してる」
真顔でヤツはそう言った。
その瞬間 心臓が飛び出るかのような
音を立て始め 痛いくらいに
ドキッとした。
「キャー!!!いいなぁ~
あたしもして欲しい!」
と言うあや。
社長が「はぁはぁ それが壁ドンか
確かに小林さんは放心状態だな」
そうです・・・。
社長の言う通りです。
催眠術を掛けられたみたいです。
「まぁ 新川君は男前だから・・・
この際付き合ってはどうだ?」
お酒に酔ってんですか?社長。
うん確かに酔ってる感じだけど。
「社長!冗談はやめてください
お前も!気は確かか?マジな顔すんなよ
選んだ相手間違ったかな?
演技だから・・・本気にしないでね」
ヤツはあたしにそう言った
分かってるよそんなことくらい。
ヤツがジャンケンに負けたから
白羽の矢があたしに来て
相手役までさせられて・・・。
最悪・・・。



