智の唇が鼻や頬
首筋・・・胸の谷間・・・を
『チュッチュッ』と
音をたてながら伝ってくる。
くすぐったい感覚が次第に
熱く・・・気持ちよく・・・
頭が真っ白に・・・なって・・・。
なのに!
「ここじゃ密着出来ても 狭すぎる!」
途中でやめて
あたしを抱き起こし座らせた。
そして顔を見たとたん
「プッ」
と 吹き出すように笑った。
「何で笑うのぉ~?
そこ!笑うところ?」
「茹で蛸みたい
鏡持ってこようか?」
わかってる真っ赤になってることぐらい
頬が火傷しそうなくらい熱いもん。
「持ってこなくていい!
智って意外と意地悪だね!
あっ!意外とじゃないわ
前から意地悪だった・・・
意地悪で人使い荒くて・・・
そして・・・」
するとまた口を塞がれた。
「もう言うな!
好きな子の前では
男は意地悪になるの!」
好きな子・・・。
またまた赤面のあたし。



