「も!!!新川さん!!!
待ってぇ~」
静かな社内の廊下にあたしの声が響き渡る。
それでも無視の新川さん
そして歩く速さを上げちゃった?
「もー!!!もういいし!
そんなに早く帰りたいならどーぞ!
先に帰ってください」
追いかけるのをあたしはやめた。
だって 今日は歩きすぎで
足はパンパンだし
そんな競歩の様に歩く人に合わせられないよ。
「・・・全くぅ~!
一人で帰っても意味ねーだろ?」
やっと速度を落とし振り返った。
「足のマッサージしてやるから
早くうちへ帰ろ」
あたしたちは鍵を閉めて
会社を出た。



