「何?」
「いいから開けてみて」
袋の中には小さな小箱
丁重に包装されている。
「何?」
「開けて」
「手が震えるんだけど・・・」
震える手に力を入れ
丁寧に開けるとそこには
ネックレスが・・・。
小さなハート型にRisaの文字が彫ってある。
「これって あたしが
夏のキャンペーンの案を出したやつ?」
「そう」
「あたしの意見を笑いながら
却下したやつ?」
「そう」
「夏と関係なくねー?と言ったやつ?」
「そう
でも・・・小林が一番今欲しいやつかと
思って一生懸命考えて作ったんだけど」
「・・・・・・」
嬉しくて嬉しくて言葉にならなくなった。
そのネックレスを握りしめ
黙っていると
「急に黙り込むなよ!ほら
着けてやるから貸して!」
と あたしの手からネックレスを取った。
「これってさ すごく高かったんだから
大事にしろよ!ここ!ほら!」
指を指したRisaのiの文字の点のところは
小さなダイヤを使っている。



