「話をする気なんてないし!」
冷たい彼女。
「お願いです!やり直してください」
あたしは必死に頼み込んだ。
「あんたに言われたくない
なんであんたがあたしたちの事に
口出すの?」
「小林!余計なお世話すんな
お前の口出すことじゃない!」
「でも・・・」
「でもじゃない!お前には関係ないことだろ」
怒らせてしまった。
だめだ!このままいたら泣いちゃう。
「ごめんなさい」
あたしはそういうと荷物を持って飛び出した。
「おい!小林」
「梨沙待て!」
追ってきたのは祐くんだった。
「逃げ足の早いヤツだな
陸上部だった?」
「違うもん知ってるでしょ
あたし吹奏楽部だったって」
「どうあれ これで良かったんじゃないのか?
お前も智之から解放されるだろうし」
よくないよ!全然良くない!
あたしの気持ちはどうなるの?
もう一緒にご飯食べに行ったりできないし
二人で会えなくなるんだもん。



