「それで?お前らの関係は?」


「お前と一緒!上司と部下」


「それだけか?」


「それだけって・・・そうだけど?」


「小林がそこへ行って二日や三日で
名前を呼び合うって不自然じゃないか?」


「そんなことないさ
オレはいつでも誰にでも
フレンドリーだからね」


部長代理もほんとのこと言わなかったし
祐くんも言わなかった。


「ヨシ!!!オレも一緒に行こうかな?」


「お前も?」


「あれ?お邪魔ってか?」


(・・・うん・・・ちょっと邪魔かな)


「梨沙いい?」


「あ・・・うん・・・」


ダメとは言えないし
部長代理が断ってよ。


「智之いい?」


「ダメと言っても着いてくる勢いだろ?」


あ~あ了解しちゃった。