「一体何を買ってほしいわけ?
オレも学生の身だし高級なものは買えないよ」


あたしの頑張る姿に少し焦ったようだ
ホントに取ったらどうしよう・・・ってね。


「高級じゃないよあ・・・高級かな?」


「何だよ」


「あのね 実はね
キスしてみたいんだ」


「はぁ?」


「友達がね したって言うから
どうなのかな?と思って」


「そんなもん好きなやつとしろよ!
梨沙初めてなんだろ?
後悔するぞ」


「祐くんのこと好きだからいいの!」


「はぁ・・・また始まった・・・
冗談ばかり言ってないで
勉強しろ!」


「するよ!だからホントに取ったらお願いね」


「まぁ・・・いいよ100点取ったな」


取れないと思ってるから
同意してくれたのだ。