すぐに『ちょっと待って!最中じゃないですけど』
訂正の電話を入れる。
「え?別れた?」
「希美が暇なら付き合って!
一人で居たくないし」
「いいよいいよ
ご飯でも行こうか」
あたしはやっとベットから起き上がり
着替えて 化粧をして
希美との待ち合わせ場所へと
向かう準備に取り掛かる。
折り返し電話が掛かってきて
「家でいいかな?
出張で居ないはずの克也が帰ってくるんだ
家に居ないとうるさいから!」
と 急遽予定変更。
希美の彼氏とあたしの彼だった勝也
偶然にも同じ【かつや】と言う名前で
希美と笑ったっけ。
希美たちはラブラブ同棲中
あたしも春から希美たちみたいに
一緒に暮らすのが 夢だった。
「克也君が帰って来るなら
あたし お邪魔じゃない?」
「ぜーんぜん!それに
あんたを今 ほっとけないでしょ!」
「すみません…」
あたしは途中のコンビニで
飲み物やスナック菓子を大量に買い
希美ん家行った。



