「どれがいいかな?」
「どれっていくら買ってきたんだ?」
「どんな病気なのかわからないから
咳止めでしょ 腹痛でしょ 筋肉痛でしょ
胃薬でしょ」
「ゴホッ!アホか!ゴホッ!」
「風邪薬もあるよ‼
お水取って来ますね」
冷蔵庫を開けると
まさかの状態にあたしはため息が出てくる。
「まさかと思いますけど
朝から何も食べてないとか
そんなことないですよね?」
台所から大きな声で
聞いてみた。
「・・・・・」
「ちゃんと水分補給してます?
食事も取ってますか?」
「・・・・・」
「聞いてますか?」
無視してる!!!
寝室へ戻ると部長代理は
辛そうな顔をして 寝ていた。
「起きてください!
薬を飲まなきゃダメですって!」
無理矢理に体を起こして座らせる。
「も!!!大袈裟ですよ~しっかりして!」
「飲ませてよ」
はぁ?
「えっ?」
「口移し」
「はぁ?
そんなこと言えるくらいなら大丈夫ですね」
グラスに入れたお水と薬を手渡した。



