今日はデートのつもりだったから
バイトも入れず 予定なし。
こんなことなら
バイトしてればよかった
少しでも気が紛れたのに。
布団に包まって
ただただボーと時間だけが過ぎていく。
夕方 一番親友の希美から
電話が掛かってきた。
「あ・・・希美・・・」
「あれ?何?
死んだような声を出しちゃって
あっ・・・まさか?」
「は?」
自殺なんて考えてないよ~
そこまでしない!
いや・・・勝也とのこと
希美たちにまだ言ってないから
知らないはず!!!
「最中???アハハゴメンね~!
おめでとうをLINE打つの面倒だから
電話したんだけど まさかぇ~
ゴメンゴメン!勝也くんごめんねぇー
続けて良いよぉ~」
希美は電話を切った。
最中?って?
えっ!えー!!!
希美まさか…?
あたしと勝也がヤってる最中だと?



