雁「紀優、泣いていい?」










紀「もうすぐつくんだけど」









雁「少しだけ・・・少しだけ」








紀「了解」







沢山泣くと、皆にバレるから・・








誰も知らない時に・・・









皆が見ていない今、少しだけ・・・・













・・許してね。








雁「あー泣いた。うん。あ、これ誰にも言うなよ?」






紀「ハイハイ。雁のおかげで10分も遅れたよ」





雁「ごめんって~」






紀優の優しさか、遠回りで倉庫に行ってくれた。