パチッと目を開いた。 辰喜の声に一気に現実に戻った気がする。 辰「紀優!?大丈夫?・・泣いてる」 紀「・・ないて・・る?」 頬を触ると濡れていた。 辰「・・紀優、大丈夫?・・倉庫に戻る?」 眉を下げて聞いてくる辰喜。 紀「大丈夫だよ。もう着いたの?」 私が涙を拭いて言うとうんと頷く辰喜。 周りを見ると、真っ青な海が。 地平線が見える。 紀「砂浜のとこまでいこ!」 辰「え・・え!?」