部屋の中から「あぁ」と小さな声が聞こえ、私はドアノブを捻った。
ドアを開くと真っ暗な部屋に辰喜がベットに仰向けで横たわっていた。
紀「・・あいつら―――」
辰「・・知ってる。俺が調べたの見たかっただけだろ」
低い声で一瞬驚いた。
紀「そう。ごめん。私が早く来なかったから」
辰「別に紀優が謝ることじゃねぇよ」
紀「・・・あいつらにきつく言っとくから」
辰「・・ん」
紀「・・身体大丈夫?・・気晴らしにどっか行く?」
辰「・・でも」
紀「大丈夫。浪駕には私がいるから」
辰「・・あぁ・・うん」
・・??
何故か曖昧な返事をする辰喜。
トントン
誰かに肩を叩かれ振り向くとそこには竜輝が居た。
竜「コソ)浪駕には俺らがいるから、2人でどっか行ってくれば?・・2人ってのが気に食わねぇが・・今回は許してやる」
紀「・・でも」
竜「コソ)それに、あいつお前といきたいんじゃねーの?」
・・はい?


