<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下








竜「あぁ。」
 









私の記憶上、そんなこと……ないはず。








まさか、記憶がまだ戻ってないのがあったり!?







思い出そうとしても頭には全然浮かばない。







竜「…まぁ、あんときはここの世界にはいってない普通の人間だったから紀優の記憶にはなくて当然だ。」







ははっと笑う竜輝。






笑う竜輝が、私には悲しく見えた。








竜「まぁ、無理に思い出さなくていい。昔の俺は弱々小僧だったから今の俺と比較して引かれても困るだけだし。」







紀「竜輝…」





ごめん。と深く心で呟いた。