<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下









陸「それ・・もっと聞いてもいい?」








紀「ん~・・まぁ」







陸「それ、何で?」








紀「・・あ~、でもさっきいないっていったのは、この世に居ない人が好きって意味。その人が好きだから、・・その人しか愛せないから私は皆には答える事が出来ないの」










陸「・・この世に居ないって事は・・」









紀「そう。死んでるよ。・・それに、・・ううん。何でもない」







慧を守れなかったのに他の人を愛せる自信がない。








・・愛してはいけない気がする。







・・だから、私は慧を好きで・・愛し続ける。








・・ずっと。









陸「ごめんね。」







眉を下げて言う陸玖。








紀「全然!・・なんか、変な空気になってごめん。」








陸「あ、お茶入れるよ」







紀「ありがとう陸玖」











この会話を竜輝が聞いてたなんて・・・知る由もなかった。