You are ♡Cinderella





「さて……」




そういえばまだ、自分の部屋を見ていなかった、

どうなっているんだろう……?







いま目の前にあるドアをゆっくりと開ける






「あ、」




そこには、もぉ既に荷物が綺麗に置かれていて



ベッドや机、棚も、特に動かさなくても良さそうなくらい、
ちょうどいい位置。



そしてなにより、日当たりが良く
外につながるテラスがある。








あ、そっか。

私の部屋はちょうど、中庭と庭のあいだにあるんだ。







なんだかオシャレだな。






「よし!じゃあ片付けますか!!」





そばにあったダンボールを片っ端からあけ





夕飯まで、私は部屋にこもりっぱなしで荷物を片付けた。