「そういうのは、ダメでしょ」 「なんで?」 すかさず聞き返して、真っ赤になってる凛の顔を覗き込む。 「俺に触られんの、嫌?」 ズルい聞き方してんのは自分でも分かってた。 でも……つい、凛に甘えて仕事優先したり、優しくしてやれなかったりしても。 勝手だけど、俺はやっぱり凛が好きだから。 凛を手離さないためなら、どんなズルい男にでもなってやりたかった。