オレは美空と結婚して幸せになろうと
考えてる矢先のこの現実。


まどかの産んだ子に今後養育費を払って…
・・・こんなこと美空に言えない。


一生 美空と背負って行かなければいけない
美空には重すぎる。


オレが美空を手放せば
今は辛いけど
そのうち 美空を包んでくれる人が
現れて幸せになれると思う。


しばらくすると またあの父親が帰ってきた。


「結論だしたか?」


「・・・いえ まだ」


「まだだと!!!
お前には選択権はない!
まどかの話では お前には
他に女が居るとか」


・・・。


「その女にこっちから話すから
今すぐここで電話しろ!ほら!」


携帯を差し出す父親


「他に女なんて居ません」


「それならまどかと一緒になるのは
問題無いじゃないか!」


美空にも被害がいってしまう。


美空を守らなきゃいけない。