この空の下でめぐり会う奇跡



このまま美空に自分の思いを告げて
自分に気持ちのないものを
無理矢理こっちに向かせるつもりもなく


「美空の気持ちはよく
わかった 室井には
説明しておくよ」


「何て言うの?」


「もう無理だから・・・
余計なことするな・・・って」


「・・・あ・・・うん
そうだよ!あたしからも言っておくから」


『それでは』と席を立つ美空。


「送くるよ」


「いい」


「友達としてならいいんだろ!」


「いや・・・それは・・・」


その時点でオレは友達として
美空を支えていけたらいいと
気持ちを切り替えたのだ。


田戸倉がやってたように
そばにいて美空が困ってたときには
手助けをしてあげるように。。。