この空の下でめぐり会う奇跡



こんな夜は酔いたい気持ちになった。


「三浦さん暇?」


「暇ですけど?何か?」


「付き合って欲しいなー」


「いえ!付き合うとか・・・
オレは男には興味ないんで
遠慮します」


こいつのこの性格好きだな・・・。


「あほか!」


「何すか?」


「飲みに行こう!」


「いいすっすよ
いつもの居酒屋で!」


いつも利用する居酒屋へ行くことになった。


「今日はノーマネーですから
奢ってくださいよ」


「ちゃっかりしてんな~
ノーマネーで帰りどうすんだよ」


「もちろん!」


シャキン!と横目でオレを見た。


「はいはい タクシーで送くるよ」


それから乾杯したかと同時に
オレは年下の三浦さん相手に
話始めた。