彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

でも……。


俺の考えはそこにはなかった。


元々生きていた人間だった。


という事が頭の中から離れない。


薫子は生きていた。


実在していた。


結音とそっくりな顔で生活をしていた。


俺は薫子が人形になってからであったけれど、人間だった時に出会っていたらどうなっただろうか?


周囲の反応だってきっとかわっていただろう。


反対されることもなかったんじゃないか?


そんな気持ちが芽生えてしまったのだ。