────────── ───────── 「え!?嘘でしょ!?」 「ほーんと」 あれから馬鹿みたいに二時間ぶっ通しで泣き続けた私を、怒ることすらせず静かに慰めてくれていた広川。 そしてやっと泣き止んだ頃に言われた一言。 「俺、れいりの彼氏」 は‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!? 「え?お姉ちゃんの‥‥‥‥?」 「うん」 そして冒頭へと戻る。