* * * あれから、半月が経った。 私は携帯電話を買い替え、電話番号もメールアドレスも変更した。 これで、もう私からも舞からも連絡を取ることは出来なくなる。 こうでもしないと、吹っ切れそうにない。 私と舞は、本当にあれでさよなら。 さよならをしなくちゃいけない。 でも、あのブレスレットをまだ大切に仕舞ってある。 もう身につけることはできない。 私はもう、舞の親友じゃないんだから。 だけど、どうしても捨てられなかった。 せめて、最後の思い出に――だって、舞は私の初恋の人なんだから。