「きゃー!おいしそーう!」
きゃっきゃっ、とはしゃぐ。
思いもよらなかったので、余計に。
「母さんが、もしかしたらまどかが来るんじゃないかって言って、買ってきてくれたんだよ」
「うそー! おばさんにありがとーって言っておいて!」
私は手を合わして、いただきます、といったあと、がっついた。
「んまー!!」
あ、なんか幸せ感じるー。
なんてうっとりしていた。
「俺、宿題あるから、テレビ見るなり好きにしといて」
「えー。 偉いねえ。 私、宿題まともにやった事ないよ?」
ガトーショコラにかぶりつきながら喋る。
「やらなきゃいけない事は、ちゃんとやらないと。 それが社会のルールでしょ?」
「ま、そうだね。 大人も子供もね。」
「頑張れば、早く大人になれるかな」
そう呟いた留貴。
「え? 留貴、大人になりたいの?」
「当たり前じゃん」
「えー。 いいじゃん、子供のままで」
「大人のまどかには分んないよ」
と、寂しそうな声で言った。
きゃっきゃっ、とはしゃぐ。
思いもよらなかったので、余計に。
「母さんが、もしかしたらまどかが来るんじゃないかって言って、買ってきてくれたんだよ」
「うそー! おばさんにありがとーって言っておいて!」
私は手を合わして、いただきます、といったあと、がっついた。
「んまー!!」
あ、なんか幸せ感じるー。
なんてうっとりしていた。
「俺、宿題あるから、テレビ見るなり好きにしといて」
「えー。 偉いねえ。 私、宿題まともにやった事ないよ?」
ガトーショコラにかぶりつきながら喋る。
「やらなきゃいけない事は、ちゃんとやらないと。 それが社会のルールでしょ?」
「ま、そうだね。 大人も子供もね。」
「頑張れば、早く大人になれるかな」
そう呟いた留貴。
「え? 留貴、大人になりたいの?」
「当たり前じゃん」
「えー。 いいじゃん、子供のままで」
「大人のまどかには分んないよ」
と、寂しそうな声で言った。


