「何? 帰ったらさみしい?」
私が冗談交じりにそう言うと、留貴は、「別に」とだけ言って冷蔵庫で向かった。
「あ、テレビ見てもいい? 好きなお笑い番組やってる時間だから」
「好きにすれば」
とだけ、言う。
そのあと留貴はカフェオレを私に持ってきてくれた。
「ありがとー。 そいえばさ、留貴は美保ちゃんの事が好きなの?」
「へ?」
「いや、だって仲良いじゃん」
「そんなんじゃないよ、ただの友達」
友達…ねえ。
そんな風には見えなかったんだけどな。
「留貴に彼女が出来たら…私、さみしいかも」
「え?」
「美保ちゃんは好きだけど、やっぱ寂しいかも」
留貴はふっと笑った。
「なにそれ。 まどか、俺の事好きなの?」
……へ?
「何いってんの! 弟としてって事だよ!」
「あ、そー」
ニコニコ笑う留貴を、怪訝な顔で見つめていた。
しばらくした後、おばさんが帰ってきたので、私は自分の家に帰る事にした。
「…暑い」
切実にエアコンが欲しい。
私が冗談交じりにそう言うと、留貴は、「別に」とだけ言って冷蔵庫で向かった。
「あ、テレビ見てもいい? 好きなお笑い番組やってる時間だから」
「好きにすれば」
とだけ、言う。
そのあと留貴はカフェオレを私に持ってきてくれた。
「ありがとー。 そいえばさ、留貴は美保ちゃんの事が好きなの?」
「へ?」
「いや、だって仲良いじゃん」
「そんなんじゃないよ、ただの友達」
友達…ねえ。
そんな風には見えなかったんだけどな。
「留貴に彼女が出来たら…私、さみしいかも」
「え?」
「美保ちゃんは好きだけど、やっぱ寂しいかも」
留貴はふっと笑った。
「なにそれ。 まどか、俺の事好きなの?」
……へ?
「何いってんの! 弟としてって事だよ!」
「あ、そー」
ニコニコ笑う留貴を、怪訝な顔で見つめていた。
しばらくした後、おばさんが帰ってきたので、私は自分の家に帰る事にした。
「…暑い」
切実にエアコンが欲しい。