「えっと、、これ!」

と、さっき書いていた紙を渡してくれた。

そこには、“好き”の文字が。

「え……?」

「お、俺っ、ずっと七瀬のこと好きだったけど七瀬となんの接点もなかったから……。」

な、何それ…………。

仲田の顔はゆでダコのように頬が真っ赤だ。

「ど、ドッキリじゃないよね?」

「ドッキリな訳ないじゃん!」

焦っている仲田。

「~~~~~!私も好き!」

大声で言った。

すると、周りからの拍手が。

そうだ、ここは教室だった。

顔が熱くなるのが解った。