「ただ、本当に洒落にならない戦争が始まることがまれにあるんだ」 理事長の眼鏡がキラリと光った。 「そんなとき現れるのが、夢巫女なんだ」 『夢巫女??』 「そう、夢巫女。夢巫女は戦争を止める役目をもって、異世界からやってくるんだ」 異世界というワードに、心臓が跳ね上がった。 ま、まさか。私なんて言わないよね??調子のっちゃ駄目だよ。この勘違いさんめ☆