脳をえぐる小説集

ホラー・オカルト

桝田空気/著
脳をえぐる小説集
作品番号
1147010
最終更新
2018/01/08
総文字数
86,951
ページ数
177ページ
ステータス
完結
PV数
85,588
いいね数
1
ランクイン履歴

ホラー・オカルト15位(2015/01/04)

ランクイン履歴

ホラー・オカルト15位(2015/01/04)

死んだあの人を、想像して、想像して、想像して、私は彼を生き返らせた


《想像女》


嫌魔にとりつかれた者は、全ての人間から嫌われるんだ。とりつかれてしまったおれは・・・・・・


《嫌魔》


冷蔵庫、テレビ、自転車。普段使っていた物達が、突然意志を持って動きだし、人を襲う


《付喪狩り》




あなたの脳をえぐるかのような


強烈な物語を三編


お届けいたします



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この作品のレビュー

★★★★★
2015/02/18 19:07
投稿者: 少名毘古那 さん
息を飲む迫力に、非道な美しさ

まずこの作品で驚くのは、文章の巧妙さ。 美しい艶やかさがあるわけでもなく、荒っぽいユニークな言い回しでもなく。 素朴で、だからこそ伝わる感動があります。 わずかの文章(ヒント)を与えることで、読者は想像をする。 そのぶん読者の感情移入は強くなり、息を飲む感動へ変わります。 一話では恐怖。 二話では切なさ。 三話では衝撃。 四話では… 私の一番のお気に入りは四話です。 付喪という存在から、物という人間とは相容れないが付かず離れずの距離の“生き物”の心を知りました。 思わず唇を噛んでしまうような、そんな感動があります。 言い表せないが、脳には、記憶には痛いほど残る。そんな感動。 ぜひとも読んでいただきたいです。 タイトルの通り脳をえぐられ、えぐられて消えた部分をこの物語が埋めるでしょう。

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この作品の感想ノート

はくやコウ様、感想をありがとうございます。


どれもすでに読んでくださったものなのに、かんたん感想までいただいて、すみません。


いまは、3秒小説に集中しています。・・・・・・とはいえ、相変わらず、チビチビとしたペースの思いつきで書いてますので、なかなか進みませんが・・・・・・。


でも、まあ、お互い、楽しんで書きましょう。野いちごを始めたばかりの頃の気持ちを忘れずに、わくわくしながら、やっていきましょう。


読んでいただいて、ありがとうございました!

2015/08/09 23:26

こんにちは。

全て一度読んだことのある作品でしたが、何度読んでもドキドキさせられ、とても面白かったです。

どの作品も読んでいて、その場の状況などが想像でき、鳥肌がたちました。

自分は特に【嫌魔】が怖かったです。

これからも応援しています。

素敵な作品をありがとうございました!

2015/08/09 17:51

メデュ氷様、こんばんわ。


感想をありがとうございます!


アンテナ受信をしていただけて、何よりです。


切美は、まあ酷いラストです。こんなん書いていいのかな?と迷いましたが、これ以外にインパクトのある結末が思いつかなかったので、えいやっ!と書いてしまいました。


読んでいただいて、ありがとうございます!

2015/03/26 23:53

この作品のひとこと感想

すべての感想数:16

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